【未承認医薬品に関する注意事項】
医薬品医療機器等法上の承認：未承認
使用する薬剤の入手経路: 国内販売代理店経由で入手
プラセンタ注射の原材料として国内のヒト胎盤が使用されていますが、生体由来のため感染症リスクのある製剤として特定生物由来製薬の指定を受けています。
そのため未知のウイルスやクロイツフェルト・ヤコブ病の病原体プリオンの用に加熱殺菌により病原性を失わない病原体の存在を完全否定はできません。
このため一度でもプラセンタを使用した人は献血ができません。
骨髄バンクにご登録されている方がプラセンタ注射を受ける場合は先方の医療機関にプラセンタ注射を受けている旨を必ずお伝えください。
※製品発売以来、現在までB型肝炎・C型肝炎・HIV・クロイツフェルトヤコブ病などの感染症の報告はありません。

【投与方法】
プラセンタ成分を、筋肉注射による投与です。

【医薬品の概要】
人の胎盤から抽出したエキスを注射製剤にしたものです。
※厚生労働省で認可されたヒトプラセンタ製剤を使用しております。
※当院のヒトプラセンタ製剤は肝機能障害、更年期症候群の改善目的として保険適応が認められておりますが美容目的では自由診療となっております。
つまり、医学的に効果が検証・証明されているものではありませんが、薬剤の含有成分などから予想される効果を期待して提供させていただいております。
当然効果にも個人差が予想されるため、メリット・デメリットを十分に理解したうえで治療にご承諾頂くことが重要です。

【安全性に関する事項】
当クリニックのプラセンタは日本人のヒト胎盤エキスで、加熱殺菌処理済みですので 、病原性微生物による感染の心配は極めて低いと考えられています。
製造過程において原料提供者のスクリーニング（医療機関での検査・確認）、受け入れ検査（B型肝炎・C型肝炎・エイズウイルスの検査）、ウィルスの不活化処理（有機溶剤処理・酸処理・高圧蒸気滅菌処理）製品試験（成人T細胞白血病・リンゴ病のウィルス検査）これらの処理が行われた製品です。

【副作用等】
・注射部位の疼痛。過敏症（発疹・発熱・掻痒感）。注射部位の硬結(通常2～3日で消失）。
・非常にまれですがショック症状を起こすことがあります。
・その他、女性化乳房（男性の場合）、急性肝機能障害を起こすことがあります。

【医薬品医療機器等法上の承認】
承認 (承認番号:21800AMX10127000)

【使用する薬剤の入手経路】
国内販売代理店経由で入手

【投与方法】
静脈内注射による投与です。

【副作用等】
・注射部位の疼痛。過敏症（発疹・発熱・掻痒感）。注射部位の硬結(通常2～3日で消失）。
・非常にまれですがアナフィラキシー症状を起こすことがあります。顔面蒼白、血圧低下、脈拍の異常等の症状を起こすことがあります。
・その他、発疹等・食欲不振・悪心・嘔吐等を起こすことがあります。

【医薬品医療機器等法上の承認】
承認 (承認番号:21800AMX10810)

【使用する薬剤の入手経路】
国内販売代理店経由で入手

【禁忌】
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

【投与方法】
静脈内注射による投与です。

【副作用等】
・注射部位の疼痛。過敏症（発疹・発熱・掻痒感）。注射部位の硬結(通常2～3日で消失）。
・非常にまれですがショック症状を起こすことがあります。血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等の症状を起こすことがあります。
・その他、発疹等・悪心・嘔吐等を起こすことがあります。

【医薬品医療機器等法上の承認】
承認 (承認番号:21800AMX10810,(01AM)第0916号)

【使用する薬剤の入手経路】
国内販売代理店経由で入手

【禁忌】
本剤及びチアミンジスルフィドに対し過敏症の既往歴のある患者

【投与方法】
静脈内注射による投与です。

【副作用等】
・注射部位の疼痛。過敏症（発疹・発熱・掻痒感）。注射部位の硬結(通常2～3日で消失）。
・非常にまれですがショック、アナフィラキシー症状を起こすことがあります。血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難、全身皮膚潮紅、そう痒感、血圧低下、胸内苦悶、痙攣等の症状を起こすことがあります。
・その他、発疹等・そう痒感・悪心・嘔吐等を起こすことがあります。