福岡市地下鉄「赤坂駅」より徒歩1分の内科・女性外来

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痔(ぢ)とは、肛門や肛門周辺に起こる病気の総称です。
特に女性は恥ずかしさから相談できずに放置し、治療が遅れてしまうということも多いです。
でも、実は日本人の3人に1人は痔と言われるほど身近な病気なのです。

痔の原因は、主に生活習慣にあります。
便秘・下痢・排便時や出産時のいきみ・座りっぱなしなどで、肛門に負担をかけることで痔になってしまいます。

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女性が痔になってしまう原因

痔は、中年男性だけの病気ではありません。むしろ、女性は痔になりやすい事情をより多く抱えているといえます。
女性特有の痔の要因には以下のようなものがあります。

① 便秘
月経時や妊娠初期には、黄体ホルモンが分泌されるため、女性は便秘になりやすくなります。黄体ホルモンが水分の排出を抑制し体内に貯め込むため、便が硬く、出にくくなるためです。また、無理なダイエットが便秘を引き起こす場合もあります。

② 妊娠・出産
黄体ホルモンの影響だけでなく、妊娠してお腹が大きくなると、血液が腹部に集中するため、肛門周辺の血流が悪くなります。また、出産時に非常に強くいきむことで、それまで何もなかった肛門に痔核ができてしまうこともあります。

③ 冷え性
冷えで肛門周りの血流が悪くなり、うっ血する事が痔のリスクを高めてしまいます。冷え性は女性に多いため、冬の寒い時期だけでなく、夏の冷房の効き過ぎなどにも注意が必要です。